黒のロルバーンミニを使い終わって思った紙の手帳の便利さについて

今年の4月から使いつづけてきたブラックの表紙のロルバーンミニを8月半ば過ぎに使い終わりました。

僕はメモを書いて使ったページの右下を三角形にカットしているので、使い終わると下の台紙が見える状態になります。一つ前のシルバーのロルバーンミニは、手帳のデジタル化で試行錯誤していた時期だったこともあって、使い終わるのに8ヶ月もかかりましたが、今回はややアナログに戻ったこともあって、約4ヶ月で使い終わったことになります。

一年前ぐらいまでは、1冊使い終わるのに1ヶ月半から2ヶ月しかかかっていなかったのですが、ここ1年はiPhoneやiPadへの入力が増えたために、ロルバーンのページを使うペースが遅くなったといえます。最近はちょっとした思いつきをiPadを取り出して書くのが,ちょっと面倒になってきて、やはりミニの取り回しの良さを見直して、手書きがまた増えてきました。

とはいえ、以前に比べるとデジタル入力は増えました。現在の僕の使い方で多いパターンは、ちょっとした思いつきで文章だけで表現できる場合は、iPhoneのSiriを使って、Apple純正のメモアプリに音声入力する。少しまとまったテーマがあったり、イラストや表を添えたいメモの場合はロルバーンミニに手書きする、というものです。

たとえば、上のようなメモをiPhoneのメモアプリに入力しようと思うと、逆に大変になると思います。文字の微妙な大きさの違いや位置、アンダーライン、そしてイラストなども僕にとっては重要な情報で, GoodNotes 5とかを使えばほぼ同じ書き方で書けると思いますが、そのためにiPadを取り出すのが、どうしてもちょっとおっくうになるんですね。

もちろんiPadを使えば、スクリブルや音声入力を使ってテキスト入力もできるので、より整然としてきれいな文字のメモができあがり、一時期はそういうメモを目指したりしたじきもありました。

でも基本的に自分だけが見るメモであるならば、自分が書きやすくて、自分が見やすければそれでいい、と考えると、上のようなかなり乱雑なメモで十分かな、と思っています。

書いたものをパラパラめくって振り返る、というのもデジタルではできないことはないんですが、紙の手帳の場合は当たり前にできてしまうのもアナログの魅力だと思います。