システム手帳のリフィルをスキャンして保存する3つのメリット

今日、僕のYouTubeチャンネルで新作動画を公開しました。おとといの日曜日の午前中にサッカーの練習試合がありました。帰宅する途中に前々から僕の「クリエイター・ブック」ことFilofaxにメモしていたことを動画に撮ろうと、ふと思い立って、帰宅後、洗濯など試合の後片付けの前に撮影しました。

僕としては、これだけ直近に撮影したものを2日後に公開できるのは久しぶりです。でもやはり、リアルタイムで思いついたことをお伝えできると自分でも納得がいくというか、気持ちがいいので、できるだけこういう感じでチャンネル運営をしていきたいです。

で、公開した動画はこちらです。

動画の前半では最近の僕の、ロルバーンミニでやっている「超手帳」の影響を受けた新しいFilofaxの使い方を、後半では使用済みのリフィルをどうするか、ということについて説明しています。

使用済みのリフィルは、メインのバインダーとは別に保存用のバインダーを買ってそれに入れておく、というのが一番一般的だと思いますが、僕はその方法があまり好きでない、というか得意ではありません。使っているFilofaxのほかにもうひとつ管理するバインダーが増える感じが、たぶん苦手なのだと思います。

ということで、こちらもロルバーンミニでやっている方法に似たやり方を[試しに採用してみました。Scanner ProというアプリでスキャンしてできたPDFファイルをGoodNotes 5に送って保存するという方法です。

Scanner Proがいい仕事をしてくれました。1枚ずつ表裏をスキャンすると手間がかかるので、リングに装着したまま見開き2ページずつスキャンしました。自動認識がとても正確で作業はとても効率的にできました。結果も読みやすくとてもよかったです。

10枚ぐらいの使用済みをスキャンした後、この10枚をバインダーから外しました。といって捨てるのはなんか抵抗があるので、とりあえずは保管しておきます。この「保管」というのは保存用のバインダーに入れて整理する、ということではなくて袋か何かに入れて捨てずにおく、ということです。

これらのリフィルを破棄したとしても、iPad上というかCloud上にデータが残りますから、書いたメモが失われることがありません。ただ、システム手帳の使用済みのリフィルをスキャンするメリットはそれだけではないと思うので、3つにまとめてみます。

1つめは、「バックアップ」ができるということです。防災ポーチをきっかけにメモのバックアップの大切さについて前よりも意識するようになりました。紙のリフィルのままだと、もし万一それを紛失したり、災害などで失われてしまうと、大切な書いたアイデアまで失われてしまいます。Cloud上に保存されていれば安心です。

2つめは、検索性が高まる、ということです。ここ最近書いた数十枚であれば、Filofaxをバラパラっとめくって探すほうが効率がいいと思います。なので僕も最近のものはスキャンせずにしばらくはFilofaxのバインダーに綴じておきます。ただ、使用済みのリフィルが溜まっていると、何をどこに書いたかを探すのが大変になってきます。

GoodNotes 5なら手書きで書いた文字列も検索の対象としてくれるので、キーワードで検索して一瞬で表示することが可能です。なお、スキャンしたメモの中の手書きは画像としてしか認識してくれませんから、そのままでは検索の対象にはなりません。もしこれができるアプリが登場するとさらに便利になるとは思いますが。僕はメモのキーワードをApple Pencilで手書きで書き加える、というのをロルバーンミニのほうでやっているので、この方法をたぶん使うと思います。

3つめは、「iPadを持ち歩く」という条件がつくことになりますが、過去の使用済みのリフィルをすべて持ち歩くことも可能だということです。紙のものだとかさばるのでそれは無理ですが、スキャンしてデータにしてしまえば、大量の過去のリフィルを持ち歩いているのと同じになります。

僕の動画を以前からみていただいている方はお気づきだと思いますが、Filofaxの使い方がどんどん僕のロルバーンミニの使い方に近づいています。やはり使い慣れたやり方というのが、自分に一番合っているんだと思います。