僕の最近のYouTube動画でもお伝えしましたが、2年近く使ってきたCampusノート「カットオフ B7」に代わって、つねに無印良品ミニサコッシュに入れて持ち歩くメイン手帳をノーマルのCampusノートA6に変更しました。

B7よりは少し大きめのA6サイズは、今のところとても快適に使えています。一般的な基準だとかなり小さいノートですが、ロルバーンミニ(およそA7サイズ)、CampusカットオフB7の順に、メイン手帳としてもっと小さいノートを使っていた僕には、むしろ広く感じられます。

メイン手帳をどれにすべきか、については過去に使っきたノートにあまりこだわりすぎず、その時にベストだと思うノートを柔軟な判断で決めていきたいと思うので、もしかしたら今後、別のノートに移る可能性もありますが、今のところA6のキャンパスは僕のメモ環境においてベストな選択肢だと思っています。

自分で試行錯誤しながらキャンパスA6に至ったとは思っていますが、今振り返ると、2つほど僕がこのど定番のミニノートを選択することになった影響というか原因が考えれらるので、それを話したいと思います。

1つ目は、2022年のサッカーW杯で話題になった、日本代表の森保監督がCampusノートを使っていたことです。この時は同じグループリーグの強豪ドイツ、スペインを次々と破って日本中が湧きかえっていましたが、森保監督が時々取り出してメモをしている小さなノートが話題になり、あらためて手書きでメモすることの大切さも思い出させてくれました。

僕はその当時はロルバーンミニがベストだと思っていたので、すぐにCampusに乗り換える、みたいな直接的な影響は受けませんでしたが、W杯という大舞台で特別な手帳とかじゃなくて、ごく一般的なCampusノートを使いこなす姿にあこがれのような気持ちがあったのだと思います。

森保監督が使っていたCampusの表紙は水色だった記憶があるので、調べてみたらB6とA6を使用されている、とのこと。水色の表紙だとB罫(6mm行間)ということになりますね。

2つ目は、2024年7月にK2西壁で遭難し亡くなられた登山家の平出さん、中島さんの影響です。お二人の生前を振り返る番組にピンク色のCampusノートが出てきたのを覚えています。たぶんサイズは大きめのB5で、A罫(7mm行間)だったと思います。何冊ものノートに登山の記録がイラストつきで書かれている様子を見て、やっぱりこれにもあこがれました。

僕は登山はほとんど経験がないんですが、高い山に挑戦するスピリットが僕のサッカーにも大切だと考えていて、登山家の方の本とかYouTube動画とかをよく読んだり見たりしています。K2はエベレストに次いで世界で2番目に高い山ですが、登山の難易度でいうとエベレストよりもさらに難しいといわれます。そしてその最難関ルートといわれる西壁にアタックした途中で事故に遭われたわけです。もし事故がなければ、この先もノートの記録も続いていただろう、と想像するととても残念な気持ちになります。

システム手帳やiPadのようなもののほうが機能的に優れて便利な面が多いと思いますが、あえてシンプルでどこの文具店でも手に入るCampusノートを使いこなしている姿へのあこがれ、がたぶん僕にはあったのだと思います。1冊にまとまっていて、薄くてシンプルな構成なのも、綴じノートの魅力だと思います。

投稿者 minimini diarist