「超手帳」無印リフィルノートがもつ発想を育てる2つの機能

今日、僕のYouTubeチャンネルで無印良品リフィルノートに関する新作動画をアップロードしました。

今回は特にSeriaで購入したインデックス型付箋紙を使っての、ロルバーンミニとの連携について紹介しています。

B5サイズのリフィルノートを使い始めてから、僕なりにこれまでの手帳術の経験をふまえながら、いくつかの工夫をしてきて、無印良品のお店でこのノートやリフィルを買った頃にくらべても、予想以上に使えるというか、僕が求めていた理想に近いノートになりつつあります。

上の写真はその最初のページです。左側がインデックス付箋紙、右側がポストイットです。「超手帳」の1つの機能としては、「デジタル入力したメモをアウトプットした時の受け皿」のような役割がありますが、もう1つは「手書きの簡単なメモから思考、アイデアを深め、広げて、発展させる」という役割があります。

最初のページに貼った付箋紙にまずメモを書き、それを後ろのページで育てていく、というやり方で、これは僕がこれまでロルバーンミニやFilofaxでやってきたこととほぼ同じですね。ただ、少し前まではなんでもロルバーンミニのページにどんどん書くというやり方だったので、正確には今年に入ってからの僕の使い方といえるかもしれません。

どちらの機能も「最初のちょっとした発想」を育てて,自分の行動につなげていく、という共通の要素があると思います。iPhoneのメモアプリに音声入力したメモのうち、もう少し深めたり広げたり調べたりしたいメモは、B5用紙にプリントアウトしてリフィルノートに取り込む。紙のノートは何度も目にするのに適しているので、そうしながら最初の発想が充実していく。

ロルバーンやリフィルノートの最初のページに貼ってある付箋に書いたアイデアも、同じリフィルノートを使って発展させることができるので、これまで壁があると思っていたアナログとデジタルが、一気に融合した、っていう感じです。

アナログとデジタルの使い分けよりも融合がいい!とロルバーンを使いながら思った

僕がロルバーンミニと高校生の時に出会ってから、自分の手帳として使い続けてきました。今使っているクリアのミニが71冊目になります。以前は1年に7〜8冊のペースで使ってて、最高で1年に10冊使ったこともあります。とにかく思いついたことをすべてロルバーンミニに手書きするというのが好きでした。

ただここ2年ほど、iPhoneやiPadを使ったメモ術にも興味を持ち始めて、アナログとデジタルとをいかに使い分けるか、ということをテーマにしてきました。以前からスケジュール管理はスマホでやっていて、一時期はいろいろなことをもっとスマホでやろうと思った時期もあったし、逆にロルバーンミニでスケジュール管理もやろうと思った時期もありました。

以前はアナログとデジタルのどちらでやるか、という感じで考えていた僕ですが、ここ2年はどうアナログとデジタルを使い分けるか、ということで試行錯誤してきました。たぶん、その答えに当たるものが最近、僕がYouTubeチャンネルで公開した「超手帳」の動画です。

最近の僕のロルバーンの使い方は、「使い分け」というよりも「融合」という言葉のほうが当てはまると思います。以前のように思いついたことを手書きでロルバーンに直接書くことはもちろんあります。ただ、iPhone miniのSiriでメモアプリに音声入力する割合が増えてきています。とにかく入力が圧倒的に早い。フリック入力もよく使います。フリックも予測変換の機能があることを考えると手書きよりは早いと思いますが、音声入力はそれよりも何倍も速い。

ただ、僕は図やイラストを使って思考を整理したいことも多いので、そういう場合はロルバーンミニに書くことが多いです。ただ、最初のきっかけのアイデアが文で表現できる場合は、メモアプリに入力したほうが時間の節約になる、と思うことが以前よりも増えました。

上の写真は最近の僕のメモの流れをよく表していると思います。

まずロルバーンミニの左ページに貼ってあるラベルのようなものは、iPhoneのメモアプリに音声入力でメモした内容をモバイルプリンターのPhomemoを使ってプリントアウトしたものです。Phomemoの用紙はラベルになっているので、台紙をはがしてすぐに貼ることができるのでとても便利です。

次にロルバーンミニの右ページですが、これは左のPhomemoで出力したメモを読んでいるうちに思いついたことや、そこからさらに考えたことを手書きで書いています。このときにはマステや図も使ったりできるので、思考がさらに自由になって深まる気がします。

そして次が一番右に置いてみたiPhone miniの画面です。これは職場の休憩時間にふと、ロルバーンミニを読み返していて思いついたことをメモアプリに入力したものです。声は出しにくいので上のメモはフリック入力です。内容はロルバーンミニの見開き2ページのメモからさらに思いついたもので、このあとで同じようにPhomemoでプリントアウトして、ロルバーンの次のページに貼りました。

この様子は僕が昨日、公開した最新の動画でもお伝えしています。

つまり何が言いたいかというと、デジタルではこれをやり、アナログでは別のことをやり、という使い方というよりは、「どちらも混ぜて使う」ということです。

素早く入力したい場合や保存できるテキスト形式で入力したい場合は、iPhoneを使う。必要ならそれを紙に出力してそこでまた図やイラストを使ったりして発想を広める。そしたら、次のページに手書きで書いてもいいですが、状況によってはiPhoneに入力してもいい。

ということで、こんな感じで僕は現在、ロルバーンミニとiPhone miniを融合させるようなイメージで使っています、という話でした。

「手帳かノートか」について僕なりに考えてみた

今日、僕のYouTubeチャンネルでファイロファックスのシステム手帳のセットアップ動画を公開しました。英語では「手帳」にぴったり当てはまる単語はなくて、OrganizerとかPlannerという表現がそれに近いと思います。なので英語では「システム手帳」という表現はあまり使わないと思います。

僕のYouTubeチャンネルはこちらです。

https://www.youtube.com/channel/UCDN9uHjurMQjLziSSgKruDg

僕も動画で「防災手帳」など、「手帳」という表現を使いがちですが、僕なりに「手帳」と「ノート」の違いについて考えてみました。A5サイズのロルバーンには、YouTubeチャンネルの動画のアイデアを書き出していますが、その1ページにこんなことを書いてみました。

っていうか、字が下手すぎてほぼ読めないかも・・。

「手帳」の捉え方は人それぞれだと思いますが、僕の場合は、「いつも手元で使える帳面」なので「手」「帳」なのだと考えています。そうすると、厳密にいえば常に持ち歩いているロルバーンミニが僕にとっての「手帳」ということになります。もちろんバッグの収納力とか生活スタイルは人それぞれなので、一概に「小さいもの」とは限らないと思います。

ただ、僕の場合は仕事に行くときにはトレシューやウェア、タオル、サッカーに行く時はユニフォーム一式にスパイクなど、わりと多くの荷物を持ち歩いているほうだと思うので、小さいロルバーンミニが一番負担がないということになります。そういう意味ではiPhoneも僕にとっては手帳的な存在になります。

サッカー日記や体幹日記として使っているロルバーンはスケジュール管理も一部やっていますが,用途は日記にほぼ限定されるので、これらはノートだと思います。

では「防災手帳」と僕が動画で言っているツイストノートと、いわゆる「システム手帳」であるFilofaxはどうか?

上の図では、「ノート」に分類してあります。そのくせ動画では何度も「手帳」と言っちゃってますけどね。ツイストノートなら「防災のマネジメント」、Filofaxなら「ブログのアイデア管理」という特定の目的を持っているものであること、いつも持ち歩くものとは限らないこと、ということが「ノート」に分類した理由になります。デジタルでいえば、必要な時だけ持ち歩くiPadに相当する存在だと思います。

ちなみにツイストノートは、防災のために常時身につけているノート、という意味で使っているのではなくて、防災全体を管理するためのノートであって、災害時の避難のときに持ち出す防災リュックに入れています。なので今後は「災害ノート」と呼ぼうかどうか、ちょっと迷っている最中です。

常に持ち歩くのはこれも最近動画で紹介した「防災ポーチ」なります。この防災ポーチはいつ災害が起こっても備えになるような最小限のものを入れています。「常に持ち歩く」という点では、僕が考える手帳というのは「災害ポーチ」に相当するような存在なのかな、と最近は思うようになりました。

ロルバーンミニでタスク管理をするのに最適な付箋を紹介します。

ここ5年で買った文房具の僕なりのベスト5。今日は第3位のニチバンの 「ポイントメモ 7.5mm×45mm」を紹介します。

僕のメイン手帳であるロルバーンミニでは、最初のほうの数ページで付箋を使ってタスク管理をしているのが特徴です。タスクが思い浮かんだらすぐに書けるように、最初のページに付箋を貼っています。

付箋は数種類使っていますが、そのうち僕にとって一番基本となっているのが、上の写真ではページの上に4枚貼ってある、ニチバンの 「ポイントメモ 7.5mm×45mm」です。以前は、これより少し太くて短い無印良品のものを使っていましたが、特に幅と横の長さのバランスがいいと思ったのがきっかけで、現在はニチバンのポイントメモをメインに使っています。ToDoの文は大半が短い文で書ける内容が多いので、この大きさだと無駄がないんですね。

ただ小さいので、めくって貼る時に扱いにくいというデメリットがあります。そこでダイソーで購入したカードスタンドを土台にして、その上に4つ付箋を貼って使っています。これがなかなか調子がいいです。カードスタンドとは、たとえば、お店で品名や値段などを表示するために使われるものなので、本来の用途とは違うんですけどね。

横から見るとこんな感じです。ちょうど角度がついていて、1〜2枚をめくるのにとても都合がいいんです。このカードスタンドは文房具とはいえないので、ランキングの7つには入れていませんが、僕の気持ち的にはかなり上位に位置させたいくらいに、僕の手帳術にとって欠かせない存在になっています。

4色あるので、色による使い分けはしているか、という点ですが、最初は「仕事」「サッカー」「勉強」「自宅」などと大まかに区別していたんですが、今はまったく区別していません。どれに書くか考えるのが面倒だからです。

ただテーマ分けはしてなくても、色が違うことで「水色に書いたあのタスクをまだやってない」「ピンク色に書いたタスクは重要だ」というように、なんとなく色とタスクをリンクさせて認識させやすい、という効果があるような気がします。

他にもいろいろな付箋を使っていますが、現在はすべて色によるテーマ分けはしてないですね。あまり細かいルールを決めないほうが、手帳を楽に続けられるかな、と思っています。

今使っているロルバーン全部とそれぞれの使い方を全部紹介します!

僕が現時点で使っているロルバーンとそれぞれの使い方を、かんたんにですが、すべて紹介したいと思います。

写真の右側から、ミニ、ダイアリーMサイズ、Lサイズ、フレキシブルLサイズ、A5サイズ、ダイアリーXLサイズの6冊が現在、稼働中です。

ロルバーンミニ

僕のYouTubeチャンネルの動画や始まったばかりでのこのブログでも一番紹介している、僕のメイン手帳になります。iPhone mini 12と合わせて僕は勝手にmini miniコンビと呼んでいます。このコンビは必ずどこでも持ち歩いています。ロルバーンミニだけだとメインの手帳として小さすぎて物足りないのでは?と思われるかもしれませんが、僕はメイン手帳としてこれまで70冊も使い続けてきました。最近はiPhoneのスケジュールや音声入力などの機能でサポートしてもらうことで、ロルバーンミニでできることが大幅に増えた気がしています。

ロルバーンダイアリーMサイズ

2022年の3月始まりのものを、4月ぐらいに買ってから、自宅での体幹トレーニングの日記を書くのに使っています。上の写真は月間カレンダーページですが、mtの3mm幅の細いマステとMサイズにぴったりな「ロルバーン スティッキー ダイアリーMサイズ用」を使って、職場での体幹トレーニングの撮影のスケジュール管理をしています。(スポーツ関係の職場に勤めていて、そこで体幹トレーニングのビデオ動画に出演しています。) 週に4回ぐらいは日記を書いて、1日分1ページ使っているので、今のペースだと上のロルバーンミニを使い終わってしばらくしたら、このMサイズも使い切りそうです。

ロルバーンLサイズ

僕が高校生の時にそもそもロルバーンミニを始めるきっかけを作ってくれた従姉妹が、僕にプレゼントしてくれた浦和レッズ表紙のLサイズです。左のページにカレンダーがあるので、ダイアリーっぽくなっていますが、これはXLサイズのほうで使っていなかった年間カレンダーのページを切って貼ってあります。

こちらはサッカー日記として使っています。社会人サッカーをやっていて、毎日ではないですが、週2〜3回ほど練習または試合があります。サッカーが終わったら、うまくできた点、反省点、気づいた点などを書くというのは、特に中学校の部活で言われていた影響でで、それ以来ずっとノートをいろいろ変えながら続けています。

1回分の日記が1ページだとちょうど書きやすいし後で振り返りやすいので、いろいろな大きさのノートをこれまで使ってきましたが、ロルバーンのLサイズが一番サイズ的にちょうどいい、というのが今のところの結論です。

フレキシブルLサイズ

買ってからしばらく使ってなかったフレキシブルですが、今年になって自分にぴったりな使い方が見つかって、それ以来続けています。上にも書いた職場での体幹トレーニングの撮影の現場で、カメラリハーサルや正式な撮影の合間や後で気づいたことをメモしています。

体幹トレーニングのメニュー別に1枚のリフィルを使っていて、リハや撮影がある前には、その日に撮影のあるトレーニングメニューのリフィルを撮影順に並べて、一番前のほうに装着して撮影に臨みます。同じメニューの撮影が何回か繰り返しあったりするので、リフィル1枚1枚が、体幹メニューごとの気づきを書いたカードのようになります。

これを最初はiPadでやっていたんですが、撮影中にずっと使い続けているわけでもないので、使おうするとスクリーンがオフになっていて、いちいちロックを解除したりする必要があったので、それなら開きっぱなしですぐ使える紙のノート、しかもメニューの順番に合わせて並べ替えられるノートがいいと思いました。この使い方にフレキシブルがぴったりでした。

これは自宅に持ち帰ることはめったになくて、撮影日以外は、ほとんど職場のロッカーに置きっぱなしになっています。

A5サイズ

昨年、サッカー日記を書くために買ったノートですが、書いていくうちにA5サイズだと1日分の日記を書くとけっこうあまることに気づいて、サッカー日記はレッズのLサイズのほうに移行しました。そこで途中からこのノートを、YouTubeの動画についてのアイデア帳として使うようになりました。

以前はもっとメモを書いてから動画を撮影していましたが、最近はメモを書かないことも多くなっています。でも、やっぱりメモを書いてから撮影したほうが撮影時間も短くできるようです。けっこう余白が残ることも多いですが、A5サイズだと広いのでアイデアがフリーに出せる感じがいいです。

ダイアリーXLサイズ

2年続けてロルバーンでは最大サイズのXLのダイアリーを使っています。1年目は、英語、スペイン語、スポーツ医学の勉強をすべてこの一冊でやる、というスタイルで使い切って充実感を感じたので、2年目も同じ方法でスタートしようと思いました。

ただ、使い始めてまもなく、英語とスポーツ医学に関しては手書きよりもタイピングで入力したほうが速いので、iPadのNotabilityとGoodNotes 5にテーマ別にノートを作って、パソコンのiMacとも連携させながら使うようになりました。

なので、現在XLダイアリーはスペイン語の勉強だけに使っています。なので本当にシンプルなノートになっていて、動画でもあまり紹介することのないですが、コツコツと使い続けています。ただかなり分厚いのでまだ半分すぎぐらいまでしか使ってないです。

以上が、現在、僕が使っているロルバーンでした。近いうちに動画でも,それぞれのノートの使い方や中身を紹介する予定です。