3年前に初めて購入して、その後、本数を増やしながら僕が使い続けているボールペンのひとつが三菱鉛筆の3色ボールペン「ジェットストリーム スリムコンパクト」です。本体のカラーの種類はたくさんありますが、僕が最初に買ったのはネイビーでした。買った当初に撮影した僕のYouTube動画がこちらです。
当時はサッカーのミニゲームのメモをカバー付きのツイストノートに書いていて、ネイビーのジェットストリームを例のリヒトラブのノートカバーのフロントにある「奇跡のペンホルダー」に入れて使っていました。それまで使っていた通常タイプの3色ボールペンにくらべてスリムなだけでなく、見た目にもよりクールなデザインで、その後、ネイビーだけでなくボルドー、ブラックの本体色のものを合わせて3本使い分けてます。
最近、僕のYouTube動画にもよく登場するシステムダイアリーでも、このスリムなジェットストリームを使っています。トレーニングに関するメモを職場で書いたり、自宅で体幹トレーニングの日記を書く時に、黒をメインにしながらも要所要所で青や赤を使うことで、メモや日記にメリハリを出すようにしています。
システムダイアリーのバインダーがワインレッドなので、本体色がボルドーのものを使うようにしています。雰囲気がぴったりなんですね。ただ、このペンはデザインがいいとか、スリムで細いということだけでなく、機能的にも使いやすいと思っています。
通常の3色ボールペンではペンの芯をチェンジする時に押す上のスイッチが、「黒」「赤」「青」それぞれ同じものがついていますが、このスリムコンパクトは「黒」のボタンとペンを引っ掛けるためのクリップが兼用になっています。つまり、銀色の大きなクリップを押すと黒の芯がでてくるわけです。
メモはだいたい黒で書くのがメインという人が多いと思うので、黒だけこうやって特別に大きくて目立つボタンになっているのはとても便利だと思っています。「赤」「青」のボタンも大きめで、パッと見てすぐに色を識別しやすい。何か書こうとする時に間違った色の芯を出してしまってそのまま書いたりすると、けっこうストレスになりますが、このペンはそういうことが極めて少ないと思っています。
3年前に買ったネイビーは現在は僕の「超手帳」ことB5ルーズリーフバインダーといっしょに使っています。特に表紙をサッカースパイクの写真でカスタマイズしたコクヨ「ノートのように使えるルーズリーフ」の時にはネイビーをよく使います。3年前に使っていたミズノのモレリアネオ2というサッカースパイクの色がネイビーだった、というのが理由です。確か、当時もスパイクを先に買って、それに合わせてネイビーのジェットストリームを選んだのを覚えています。
ペンをもつグリップの部分が、通常のジェットストリームのしっかりしたゴムグリップに比べると物足りなく見えるかもしれませんが、しっかりここの素材はゴムになっていて滑り止めの効果も十分あると思います。本体の色やデザインにマッチするように作られているグリップなので、見た目にもすっきりします。
もう1本のブラックは一番、後で買ったもので、見た目にちょっとフォーマル?な感じなので、職場以外の説明会や講習会に行く時に、「超手帳」の中身をコクヨのバインダーからテフレーヌBizやテフレーヌのブラックのバインダーに入れ替えて、このペンをいっしょに持っていくことが多いです。あと、前回紹介したレイメイ藤井のノートカバーに入れて持っていくこともあります。
写真でもよく分かりますが、本体はただ色が違うというだけではなく、ブラックならブラックに合わせたデザインがけっこう細かくほどこしてあって、こだわりを感じます。ネイビーもボルドーもそれぞれ違うデザインになっています。
外でメモをする割合が多い僕にとっては、このジェットストリーム スリムコンパクトは理想の油性ボールペンだと思っています。僕の中ではほぼ完璧、パーフェクトで、しかもリーズナブル。ただ、もし欠点を挙げるとすると、ボタン兼用のシルバーのクリップです。これは最初にメリットとして説明しましたが、人によってはデメリットになるかもしれません。
どういうことかというと、このボタンを押して黒の芯で書いているときに、手がこのボタンに当たることがあります。黒の芯で書いている間はこのクリップ兼ボタンが少し下に下がった状態になるからです。
当たってもそんなにじゃまにはならないですが、そのときに手でクリップを無意識に上げるか下げるかしてしまうと、黒の芯が引っ込んでしまうことがあります。そんなに頻繁に起こることではないですが、最初、使い始めたころは、書いている最中なのに黒の芯が引っ込んでしまうのがちょっと気になったことがあります。ただ解決策はあって、ペンを握る時にこのクリップが上を向いているようにすれば、書いていても手に当たることはほぼないです。今ではそれが習慣化しているので、僕にとってはこの小さなデメリットは解消済みです。
機能も芯の色の種類もまったくおなじで、本体のカラーだけがちがう同じペンを3本も買う、ということは僕には珍しい(以前使っていた小さなボールペンforitia efもそうでしたね)のですが、それだけ僕が使いやすいと考えているからだと思います。