無印良品リフィルノートで実践する超手帳のコスパは段違いにいいです!

無印良品リフィルノートを使い始めて2週間目に入りました。試行錯誤もありますが、順調に使っています。使っていてまず思うのはそのコスパが段違いにいい!ということです。

ロルバーンミニをずっと使い続けている僕が、それと並行するかたちで、どちらも比較的最近使い始めました。左がFilofaxのWinchester。こちらは僕の「クリエイターブック」としてブログや動画の作成のためのメモを書いています。そして右が無印良品のリフィルノートB5サイズ。僕が「超手帳」と呼ぶ、特にデジタルメモとの共存をめざした使い方をしているノートです。

やはり重厚感というか高級感があるのはいわゆる「システム手帳」のFilofaxですね。システム手帳は本格的なものはカバーが本革を使用しているものが多いので、文房具というよりも革小物的な魅力もありますね。一方、リフィルノートはとてもカジュアルでライトな感覚。実際に紙製のカバーなのでかなり軽いです。

ただ、コストパフォーマンスで考えると、リフィルノートが圧倒的にいいと思っています。Filofaxでは専用のリフィルを購入する必要がどうしてもあります。僕は上のLIFEの方眼リフィルを使っていて、これは100枚入りで600円ほどという、バイブルサイズのリフィルとしてはコスパがいいほうだと思います。

リフィルノートの場合は、中高生がよく使っているルーズリーフの用紙がそのまま使えます。これらはシステム手帳のリフィルに比べるとかなり安いです。そして僕の場合は、デジタル入力したメモをプリントアウトして使うことが多いために、市販のルーズリーフを使うことは少なくて、ほとんどがB5のコピー用紙を使うことになります。

B5のコピー用紙は500枚セットで、せいぜい400〜500円ぐらい、あるいはもっと安く変えたりします。なので本格的にリフィルノートを使えば使うほど、そのコスパの良さが際立ってきます。あと、リフィルノート本体も290円なので気軽に始めることができます。

もちろん僕のような使い方だとルーズリーフ専用の穴あけパンチが必要で、僕が文房具屋さんで見つけて買ったCARLのものは約2000円ほどだったと思います。この初期投資は必要にはなりますが、その後はB5用紙をいくらでもリフィル化できることを考えると、やはりコスパがいいと感じます。

実際に僕が使っているリフィルノートを見開きで撮影してみました。上や左のほうにインデックスの役割のフィルム付箋が何枚か貼ってあります。

これは好みの問題かもしれませんが、あえていえば社会人が使っているノートとしてはちょっとカジュアルすぎな雰囲気なのかな、と思います。Filofaxを使っているとビジネスマンっぽいですよね。どちらかというとリフィルノートは高校生や大学生が勉強に使っているような雰囲気です。

でも、こういうカジュアルで手軽なものから、いろいろな分野で結果を生み出せるとしたら、それはすごくクールでカッコいいことかもしれない、と思いながら使っています。

B5サイズのプリントをB5ノートにはさむとなぜはみ出すのか?

昨日に続いて、YouTube動画を投稿しました。2日続けて最近考えて撮影したものを投稿できたのは、これが初めてです。いつもは数週間前に撮影を終えていて、編集の時間がなかなかとれなくて、これ以上遅くなるとなんで撮影したか忘れてしまう、というギリギリまで追い詰められてから、ようやく編集を始める、って感じでした。

もしかしたら僕のクリエイターノートことFilofaxのWinchesterが、いいペースメーカー的な存在になっているのかもしれません。

動画の後半に、なつかしい無印良品の「整うノート」から,B5サイズのコピー用紙がはみ出すシーンがあったと思います。これ、ツイストノートを買った3年ぐらい前にいろいろ調べたので、僕はなぜ同じB5サイズなのに、B5ノートはB5プリントよりも小さいのか、という謎の答えは知っていました。

今回の動画の趣旨とは違うので、このブログのほうで答えを述べても「ネタバレ」ということにはならないと思うので簡単に説明します。

用紙には大きく分けて2つの規格があって、1つはJIS(日本工業規格)と、もうひとはISO(国際標準化機構)です。コピー用紙のサイズにはA版とB版があるのはご存知の人も多いと思います。このうちA5やA4のようなA版は日本も世界も同じ大きさなのですが、B版に関してはサイズが微妙に違っていて、JISのB5のほうが少し縦も横も大きくなっています。

ちなみにJISのB5は182 × 257mm、ISOのB5は176 × 250 mmです。日本ではJIS規格のB5が一般的なために、ISOのB5はセミB5とも呼ばれます。

動画に登場する2つのバインダー式ノートは、このISOとJISという別々の規格に準拠しているために、微妙にサイズが異なるだけでなく、リング穴の数や間隔まで違います。

左側のシルバーのものはLIHIT LABのツイストリングノートのHIRAKUNOです。こちらは国際規格のISOに準拠しているために、セミB5サイズでリング穴の数が29個と多く,リング穴同士の間隔がせまくなっています。

右側のクラフト紙のものは無印良品のリフィルノートのB5サイズです。こちらは日本独自のJIS規格に準拠しており、リング穴の数は26個で、リング穴の間隔は長めになっています。

なので、似ているけどお互いのリフィルは交換して使えない、というちょっとややこしいことになっているわけですね。もともと日本では、綴じノートやリングノートではISOつまりセミB5が圧倒的に多く、ルーズリーフやコピー用紙などはJISつまりB5が圧倒的に多いということで、もともと2つスタンダードがあるのが原因なようです。

ツイストノートはどちらかというと「リングが開くリングノート」をイメージして作られたものなのでISO準拠なのだと思います。いっぽうで無印良品のリフィルノートは、他のルーズリーフとの互換性を重視してJIS準拠、ということになると思います。

僕はもともとツイストノートを早く使い始めて、その使い心地が気に入っているせいか、ISOつまりセミB5のコンパクトさがどちらかというと好きです。ただ、今回はコピー用紙を使うことが多くなりそうなので、無印良品のリフィルノートをカスタマイズすることにした、というわけです。