アナログとデジタルの使い分けよりも融合がいい!とロルバーンを使いながら思った

僕がロルバーンミニと高校生の時に出会ってから、自分の手帳として使い続けてきました。今使っているクリアのミニが71冊目になります。以前は1年に7〜8冊のペースで使ってて、最高で1年に10冊使ったこともあります。とにかく思いついたことをすべてロルバーンミニに手書きするというのが好きでした。

ただここ2年ほど、iPhoneやiPadを使ったメモ術にも興味を持ち始めて、アナログとデジタルとをいかに使い分けるか、ということをテーマにしてきました。以前からスケジュール管理はスマホでやっていて、一時期はいろいろなことをもっとスマホでやろうと思った時期もあったし、逆にロルバーンミニでスケジュール管理もやろうと思った時期もありました。

以前はアナログとデジタルのどちらでやるか、という感じで考えていた僕ですが、ここ2年はどうアナログとデジタルを使い分けるか、ということで試行錯誤してきました。たぶん、その答えに当たるものが最近、僕がYouTubeチャンネルで公開した「超手帳」の動画です。

最近の僕のロルバーンの使い方は、「使い分け」というよりも「融合」という言葉のほうが当てはまると思います。以前のように思いついたことを手書きでロルバーンに直接書くことはもちろんあります。ただ、iPhone miniのSiriでメモアプリに音声入力する割合が増えてきています。とにかく入力が圧倒的に早い。フリック入力もよく使います。フリックも予測変換の機能があることを考えると手書きよりは早いと思いますが、音声入力はそれよりも何倍も速い。

ただ、僕は図やイラストを使って思考を整理したいことも多いので、そういう場合はロルバーンミニに書くことが多いです。ただ、最初のきっかけのアイデアが文で表現できる場合は、メモアプリに入力したほうが時間の節約になる、と思うことが以前よりも増えました。

上の写真は最近の僕のメモの流れをよく表していると思います。

まずロルバーンミニの左ページに貼ってあるラベルのようなものは、iPhoneのメモアプリに音声入力でメモした内容をモバイルプリンターのPhomemoを使ってプリントアウトしたものです。Phomemoの用紙はラベルになっているので、台紙をはがしてすぐに貼ることができるのでとても便利です。

次にロルバーンミニの右ページですが、これは左のPhomemoで出力したメモを読んでいるうちに思いついたことや、そこからさらに考えたことを手書きで書いています。このときにはマステや図も使ったりできるので、思考がさらに自由になって深まる気がします。

そして次が一番右に置いてみたiPhone miniの画面です。これは職場の休憩時間にふと、ロルバーンミニを読み返していて思いついたことをメモアプリに入力したものです。声は出しにくいので上のメモはフリック入力です。内容はロルバーンミニの見開き2ページのメモからさらに思いついたもので、このあとで同じようにPhomemoでプリントアウトして、ロルバーンの次のページに貼りました。

この様子は僕が昨日、公開した最新の動画でもお伝えしています。

つまり何が言いたいかというと、デジタルではこれをやり、アナログでは別のことをやり、という使い方というよりは、「どちらも混ぜて使う」ということです。

素早く入力したい場合や保存できるテキスト形式で入力したい場合は、iPhoneを使う。必要ならそれを紙に出力してそこでまた図やイラストを使ったりして発想を広める。そしたら、次のページに手書きで書いてもいいですが、状況によってはiPhoneに入力してもいい。

ということで、こんな感じで僕は現在、ロルバーンミニとiPhone miniを融合させるようなイメージで使っています、という話でした。

小さなロルバーンミニがいかに大きな存在かを思い知らされました

当日に公開するブログ記事を早朝に書いています。いつもは動画もそうですが、タイムラグがあるのでどうしてもリアルタイムの思いを伝えるのが難しいんですが、早朝の時間を工夫して、できるだけ撮影したり記事を書いたりしたらすぐに公開できるような感じにしていきたいな、とは思っています。

昨日までの三連休を利用する形で、僕のサッカーチームは2泊3日の遠征に行ってきました。まだ8月の1泊2日のパッキング動画も編集できてないのですが、今回も遠征の前にパッキングの撮影だけは済ませたので、できるだけ早く編集して公開したいと思っています。

旅行でもそうですが、2泊3日となるとそれなりに衣類などの荷物が増えるので、持っていくものを最小限にしぼることが大切になってきます。

ちなみにふだんのサッカーの練習や試合でリュックに入れて持っていく情報ツール(手帳やデジタル機器)の重さを測ってみました。

外出時には常に持ち歩くロルバーンミニとiPhone miniのミニミニ・コンビに加えて、サッカー日記を書くためのロルバーンLサイズ、過去のデータを確認したりミニゲームのメモを書くためのiPad Airの4つになります。ロルバーンLと修正テープはダイソーで買ったデニムファイルケースに入れるので、これらの合計を測ってみると977g。

防災ポーチも合わせて1kg以内はさすがに無理ですが、それでも情報ツール全部で重くても1kgに収まっていると、持ち歩きにあまり負担を感じません。

ただ8月の合宿では、サッカー日記として使っているロルバーンLサイズを全く開くことがなかったので、今回の合宿では持っていきませんでした。あまりまとまった時間がとれず、iPad Airに試合で気づいたことをメモするという感じだったので、今回もそのようにしてみました。

ただ、ロルバーンLの入ったポーチを持っていかないと、リュックの中でのiPad Airの収まりがちょっと悪くなるので、iPad用のキャリングケースを久しぶりに使ってみました。これはiPadのディスプレイに貼っているペーパーライクフィルムを買った時に付録でついてきたものです。

なので今回の遠征に持って行った情報ツールは、iPhone mini、ロルバーンミニ、iPad Airの3点でした。その重さの合計は763g。前回の合宿のときとくらべると約200g軽くなっただけですが、今回は2泊3日で他の荷物が多かったので、この約200gのマイナスはけっこう大きかったと思います。

そこで思ったのは、あらためてロルバーンミニっていいよな、ってことでした。やっぱり軽くて小さいのでどんな状況で持っていても、ほぼ負担にならない。しかもiPhoneやiPadに入力しづらい、ぐしゃぐしゃっとしたメモも手書きで書くことがてきる。この手書きがいっさいできない状況って、けっこう窮屈に感じるんですよね。

iPadにはまだ外付けのキーボードをつけてないんですが、もしApple純正のSmart KeyBoard Folioをつけると、iPadはさらに重くなります。調べたら296g、つまり約300gあるので、iPad Air、Apple Pencil, Smart KeyBoardで約800gみておく必要がありそうです。

でもそんな場合でも、iPhone miniとロルバーンミニを合わせると約200gなので、全部合わせて重量を1kg前後に抑えることができることになります。もちろん1kgを超えたらいけない、っていうルールもないので、必要なら重かろうが軽かろうが持っていけよ、ってことになるとは思います。サッカーならスパイクが3足必要なら重くても持っていきますからね。

それでもiPhone, iPadを持ち歩いて使う必要が増している今日このごろだからこそ、紙の手帳が軽いというのは、全体の機動性が増すし、他に持っていきたいものをあきらめずに済む、というメリットもあると思います。

この遠征中にロルバーンミニを開いたのは3回ぐらいでした。それでもその3回が大切だったりするので、やはりいつも持ち歩きたい。それを可能にしてくれているロルバーンの存在が僕にとってとても大きい、と遠征を通じて感じました。

ロルバーンミニとiPhoneを使い分けは、気持ちを切り替えるスイッチにもなる

前回の記事でも述べたとおり、「防災手帳」「システム手帳」とかいろいろな「手帳」を使っている僕ですが、常に持ち歩いて使っている厳密な意味での僕にとっての手帳はロルバーンミニとiPhone miniです。

過去にはスケジュール管理も含めてすべてをアナログのロルバーンミニでやろうという時期がありました。逆にiPadとiPhoneでできるだけのことを完結させたい、という試みも最近やったことがあります。

で、今のところの結論は、アナログとデジタルの良いところを合わせて使うのが一番効率がいい、です。実際にどちらかだけを使っていると、必ずといっていいほど、もう一方も使ったほうが便利なのに、と我慢して使っているような場面が出てきました。特にデジタルツールで完結させようとした時期には、逆に紙のメモ帳に自由に書きたい、という願望が芽生えてきたり、ということもありました。

こういう気持ちを素直に実現したものが、現在のアナログとデジタルの併用ということになります。

たとえばタスク管理(ToDo管理)に関しては、iPhoneのリマインダーには主に職場で発生するタスクを記入しています。僕の職場はスポーツ関係なんですが、ここ2年ほどの間にかなりデジタル環境が導入されてきていて、紙の手帳よりもiPhoneやiPadのほうが出しやすい、ということも影響しています。

逆に職場以外の、日常生活とかサッカーとか趣味とかに関して、何かやるべきことが発生したら、ロルバーンクリアの最初のページに貼ってある紙の付箋に書くようにしています。今日、YouTubeで新作動画を公開しましたが、上の写真はそのシーンの一部です。

この2種類のタスク管理をアナログかデジタルのどちらかに統合したほうが便利そうに思えるかもしれませんが、やってみるとけっこうごちゃごちゃするのと、あと仕事とプライベートの切り替えが、いまひとつうまくいかない、ということがありました。

たとえば自宅に帰ってから、明日の職場でのタスクを見るとなんか落ち着かない、っていうか、リラックスできない、っていうか。逆に職場でロルバーンを広げると、仕事に関係のないタスクもいっぱい書いてあって、「それ、今やらなくていいでしょ!」って自分にツッコミを入れたり、とか。2つ使い分けることで気持ちを切り替えるスイッチが入る感じかもしれません。

ただあまり厳密なルールは設けていなくて、仕事のタスクをロルバーンの付箋に書いたり、動画のアイデアを思いついたときにiPhoneのリマインダーに音声入力したり、っていうこともたまにあります。要は無理をしない、ということかもしれません。