僕の手帳術でPhomemo(フォメモ)がますます不可欠になりました

最近、縦置きから横置きに生まれ変わった無印良品の小物収容ボックス6段。中に文房具類を分類して入れていますが、 よく使うものほど取り出しやすい手前のほうの引き出しに収納しています。そしてその一番取り出しやすい特等席ともいえる「一番手前の下の段」に入っているのが、サーマルプリンターPhomemo(フォメモ)です。その奥には専用紙の未使用ストックを入れてます。

フォメモを買ってからもうすぐ3年になります。確か2020年の11月頃だったと思います。サーマルプリンター、つまり専用の感熱紙を使うモバイルプリンターで、当初は感熱紙であることが少し気になっていましたが、専用紙の保存性がかなり良いらしく、買った当初に印刷した文字が今でも問題なくクリアに読めています。

こういうハンディな機器って、買った当初は面白くてメッチャ使いますが、そのうち飽きてきて使わなくなる、ってことがありがちですが、僕はこのPhomemo、使い方はいろいろ試行錯誤がありましたが、現在では3年前にくらべてますます使う頻度が増えていて、僕の手帳術には不可欠なものとなっています。

僕は3年前にAmazonで購入しました。後継機も出ているみたいですが、僕が使っている機種は現在も人気のようです。このブログのメインメニューにAmazonのPhomemoのページへのリンクを追加しました。詳しい紹介を見たり価格などをチェックすることができます。

現在、僕がよく使う手帳・ノート類というのは、持ち歩く頻度順に「ロルバーンミニ」「システムダイアリー」「B5ルーズリーフ(超手帳)」の3つです。そして基本的にはアナログ、つまり紙の手帳術を実践していますが、入力に関してはデジタル、僕の場合は特にiPhoneのメモアプリなどへの音声入力やフリック入力のメリットを可能な限り取り入れています。

紙に思いついたことをさっと書いたり、じっくり考えをまとめながらペンで書くのも大好きですが、やっぱデジタルの入力は速い。そして、その結果のテキスト文字は僕の手書きの下手な文字とはくらべようもないくらい、きれいで読みやすい。

ただ、入力は確かにデジタルのほうが速いですが、何度もパラパラめくって読み返したり、大切なところに線をひいたり、行間にメモをちょっと加えたり、っていう作業は、やっぱりアナログの紙のほうが便利です。

そして、僕の「入力はデジタルで、その結果はアナログで」というわがままな欲求を満たしてくれるのが、このフォメモでした。スマホとフォメモの本体だけで、必要な量のメモだけをこまめに出力するのに最適なツールだと思っています。

上の写真のバインダーの左側はB5用紙にメモアプリの内容を出力してリング穴を開けてとじたものです。僕がこのB5ルーズリーフの「超手帳」でやっているように、B5用紙に印刷したほうがコスパは確かにいいと思います。ただ、どうしても紙のサイズが大きめなので、こまめに少しずつ印刷するのには向いていません。右側のページは左のメモを読み返して思いついたことを手書きでメモを加えるためのスペースです。

でも最近は、上の写真の一番右側を見てもらうとわかりますが、この追加のメモについてもPhomemoを使うことが増えてきました。Phomemoだとこの量のメモを用紙のムダを最小限にして印刷することができます。B5用紙に印刷するにはメモの量が少ないし、B5用紙だとパソコン用の大きなプリンターが必要だったりします。この手軽さはフォメモならではです。

もともとはロルバーンミニに、このPhomemoで印刷したデジタルメモを貼るために買いました。今でも時々ロルバーンミニで使っています。ただ、最近は、さっき言った「超手帳」でメモを追加するために貼るのにも使っているし、さらによく使っているのがシステムダイアリーです。

システムダイアリーは僕の自宅での体幹トレーニングの日記を書くのにだけ使っているわけではありません。職場(スポーツ関係です)で、トレーニングや体力、健康などに関することを説明したり、書いたりなどアウトプットすることがけっこう多くて、そのための知識やアイデアの引き出しが必要で、それをシステムダイアリーにメモして職場に持って行きます。

システムダイアリーのリフィルはとても個性的で、僕が気にいっているのはロングラインというバインダーを横向きにして書ける罫線リフィルです。メモアプリに入力したトレーニングなどに関するメモのうち、とくに大切なものはフォメモで出力して、上の写真のように横向きのリフィルの左側に貼ります。そしてさらに読み返して思いついたことなどを右側に手書きで付け加えます。そのうち、こちら側にもPhomemoで出力したり、っていうこともあるかもしれません。

トレーニングに関しては、職場で情報を得たりアイデアを思いつくことが多いので、近いうちに自宅用のものとは別に、職場に置いておくのにもう1台Phomemoがあるといいな、なんて最近は思ったりしてます。

ロルバーンミニのクリアポケットの有効活用が進んでいます!

今日、僕のチャンネルでYouTube動画を公開しました。ロルバーンミニ、Filofax、無印良品リフィルノートに関する動画が最近はローテーションみたいになっていますが、今日のはロルバーンミニに関するものです。

ヤマト株式会社の暗記用付箋Chigiruが今後、僕のロルバーンミニを使ったスキマ時間の勉強で大活躍しそうです。ヤマトといえば、テープノフセンというアイデア文具を長く使ってきましたが、今回の付箋もかなり画期的だと思いました。

ロルバーンミニのクリアを使い始めてから、もう2か月が過ぎました。(今回の動画を撮った時点で1か月半ぐらいでした。) 僕が勝手に「超手帳」と呼んでいるアナログとデジタルの融合という意味では、過去最高に手応えを感じながら使えています。

後ろのクリアポケットは、以前はミニのページをちぎってここに入れて、次のロルバーンとの情報連携で活躍していましたが、現在は使ったロルバーンミニをすべてスキャンしているので、この5枚あるポケットを持て余し気味でした。

でも、少し前に防災という視点から、防水のアクアノートのページを切り取って作った防災カードと防水メモ用紙を入れる、という活用の仕方を始めていました。ただ、ふだん使うものではないので、さらに有効に使えないかと思っていた時に、今回のChigiruに出会ったというわけです。

クリアポケットの表面にPhomemoから出力した英単語の書いてあるラベルをマスキングテープを使って貼っています。Phomemoの用紙自体がラベルになっているので、台紙をはがして直接貼るのも試したんですが、Phomemoの裏は「貼って剥がせる」というタイプの糊ではないので、少し時間をおいてから剥がすとクリアポケットの表面にけっこう糊が残っていたので、台紙ははがさないままで、6mm幅のマスキングテープを使って固定することにしました。

それにしても、ロルバーンミニのサイズ感がとてもいいというか、このサイズにあっている文具がかなり多いな、という印象を持ちました。探せばまだあるかもしれません。もちろんあまり盛り込みすぎると前のほうでメモが書きづらくなってしまいますけどね。そんな「本末転倒」にならない程度に、適度にクリアポケットの有効活用の方法をこれからも探っていきたいと思います。

アナログとデジタルの使い分けよりも融合がいい!とロルバーンを使いながら思った

僕がロルバーンミニと高校生の時に出会ってから、自分の手帳として使い続けてきました。今使っているクリアのミニが71冊目になります。以前は1年に7〜8冊のペースで使ってて、最高で1年に10冊使ったこともあります。とにかく思いついたことをすべてロルバーンミニに手書きするというのが好きでした。

ただここ2年ほど、iPhoneやiPadを使ったメモ術にも興味を持ち始めて、アナログとデジタルとをいかに使い分けるか、ということをテーマにしてきました。以前からスケジュール管理はスマホでやっていて、一時期はいろいろなことをもっとスマホでやろうと思った時期もあったし、逆にロルバーンミニでスケジュール管理もやろうと思った時期もありました。

以前はアナログとデジタルのどちらでやるか、という感じで考えていた僕ですが、ここ2年はどうアナログとデジタルを使い分けるか、ということで試行錯誤してきました。たぶん、その答えに当たるものが最近、僕がYouTubeチャンネルで公開した「超手帳」の動画です。

最近の僕のロルバーンの使い方は、「使い分け」というよりも「融合」という言葉のほうが当てはまると思います。以前のように思いついたことを手書きでロルバーンに直接書くことはもちろんあります。ただ、iPhone miniのSiriでメモアプリに音声入力する割合が増えてきています。とにかく入力が圧倒的に早い。フリック入力もよく使います。フリックも予測変換の機能があることを考えると手書きよりは早いと思いますが、音声入力はそれよりも何倍も速い。

ただ、僕は図やイラストを使って思考を整理したいことも多いので、そういう場合はロルバーンミニに書くことが多いです。ただ、最初のきっかけのアイデアが文で表現できる場合は、メモアプリに入力したほうが時間の節約になる、と思うことが以前よりも増えました。

上の写真は最近の僕のメモの流れをよく表していると思います。

まずロルバーンミニの左ページに貼ってあるラベルのようなものは、iPhoneのメモアプリに音声入力でメモした内容をモバイルプリンターのPhomemoを使ってプリントアウトしたものです。Phomemoの用紙はラベルになっているので、台紙をはがしてすぐに貼ることができるのでとても便利です。

次にロルバーンミニの右ページですが、これは左のPhomemoで出力したメモを読んでいるうちに思いついたことや、そこからさらに考えたことを手書きで書いています。このときにはマステや図も使ったりできるので、思考がさらに自由になって深まる気がします。

そして次が一番右に置いてみたiPhone miniの画面です。これは職場の休憩時間にふと、ロルバーンミニを読み返していて思いついたことをメモアプリに入力したものです。声は出しにくいので上のメモはフリック入力です。内容はロルバーンミニの見開き2ページのメモからさらに思いついたもので、このあとで同じようにPhomemoでプリントアウトして、ロルバーンの次のページに貼りました。

この様子は僕が昨日、公開した最新の動画でもお伝えしています。

つまり何が言いたいかというと、デジタルではこれをやり、アナログでは別のことをやり、という使い方というよりは、「どちらも混ぜて使う」ということです。

素早く入力したい場合や保存できるテキスト形式で入力したい場合は、iPhoneを使う。必要ならそれを紙に出力してそこでまた図やイラストを使ったりして発想を広める。そしたら、次のページに手書きで書いてもいいですが、状況によってはiPhoneに入力してもいい。

ということで、こんな感じで僕は現在、ロルバーンミニとiPhone miniを融合させるようなイメージで使っています、という話でした。

モバイルプリンターPhomemoを使ったiPhone &ロルバーン手帳術

前回に続いてデジタルとアナログの連携です。今回はモバイルプリンターPhomemoを使った僕の手帳術をご紹介します。

以前は8割以上のメモをロルバーンミニに手書きで書いていた僕ですが、ここ2年ほどは半分ぐらいのメモをiPhoneに入力しています。イラストや図を使ったまとまったメモはロルバーンミニへ、一時的なメモや断片的なメモはSiriの音声入力を使ってメモアプリに入力しています。マスクをしていて顔認証が使えずiPhoneがロック状態でも、Apple純正のメモアプリとリマインダーには入力が可能なのが便利で、この習慣がすっかり身につきました。

ただ、Siriにつぶやくごとに、こういうファイルが増えていき、紙のメモ帳ならパラパラめくって振り返りやすいのですが、デジタルだとタイトルをクリックして中を見るという作業がどうしてもおっくうになりがちです。

なのでさらに考えを広めたり深めたりしたいメモに関しては、モバイルプリンターのPhomemoを使って印刷してロルバーンミニのページに貼るようにしています。

メモアプリの内容をPhomemoの専用アプリにコピペすれば、かんたんに印刷ができます。字の大きさやフォントも選べます。

僕は2000年の12月に僕のYouTube動画にいただいたコメントのおかげでこの商品を知り、Amazonで購入しました。この記事の下のほうにAmazonへのリンクを掲載してあります。僕が購入したものと同じPhomemoへのリンクになりますが、それ以外にもいろいろなPhomemoのラインナップがあるようです。

パソコンも大きなプリンターも経由することなく、iPhoneから直接この小さなプリンターで印刷できるのはすごく便利です。感熱式で印刷するので専用紙が必要です。あまり大量に印刷するとコストが気になるところですが、上の写真のように少しずつ必要なだけ印刷するので、すぐに用紙を使い切ってしまうことはありません。

感熱タイプで気になるのは、文字が消えてしまうのでは? という心配ですが、2000年の12月に印刷したメモが、1年半以上経過した今でもしっかり読めるので、一般的な感熱紙よりは保存が良いと感じます。

紙が出てくるところにカッターがついているので、はさみで切る必要はないです。上のほうがどうしても少しだけ余白ができてしまうので、ここは僕はハサミで切るようにしています。

ロルバーンミニに貼るとこんな感じです。上のタイトルの部分には,フセンマーカーを貼っています。

「就寝直前の体幹トレーニング」について質問を受けたことがあったので、メリットやデメリットをまとめたものです。その後で、さらに思いついたり調べたりしたことを手書きで書き加えています。

このときにも図表やイラストを手書きで加えて、考えを深めていく、というやり方が僕には合っているようです。メモアプリに入力したままでそのままになっているメモの中には、次の僕の仕事や行動を改善するヒントがいろいろ隠れていたりします。

そういうメモをPhomemoでプリントアウトして、いったんアナログに出力してさらに発展させていく。もちろんこの作業を全部デジタルでやる人もいると思いますが、僕の場合は紙にいったん出力したほうが、読み返す機会も増えて、アイデアが広がる可能性が高くなるような気がします。